リペアとリフォームどっちを選ぶべき?リペアが最適な場合について
皆さん「リペア」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
「リペア」とは、住宅の場合破損した部分やパーツを既存のものを活かしながら元通りに戻す修繕方法のことで、よく比較される言葉に「リフォーム」があります。
「リフォーム」は、対照的に破損した部分やパーツを新しいものと取り変える修繕方法で、「リペア」に比べて大規模になりがちです。
両社には他にどんな違いがあるのかについて見ていきましょう。
■リペアとリフォームの違い
リペアとリフォームはその規模の大きさと、修理なのか取り換えなのかという手の加え方の違いがあると認識してもらえれば良いのですが、その結果としての費用の違いはかなり大きくなります。
例として15~20年暮らした家で経年による劣化がさまざまなところから見えてきている場合を挙げますと、リフォームの場合全体で300万円程度まとまったお金を準備をしなければなりませんが、リペアの場合約1/3の費用に抑えることができます。
これはあくまで一つの例ですが、ワンフロアの床や壁をまとめて改修しようとするとこれくらいの金額にはなるでしょう。
リフォームでは壁材や床材をまるごとはがして新しいものを付け替えるため施工費だけでなく建材費にもお金がかかりますが、リペアだと壁の染みけしや傷消し、床の色調の統一など必要な箇所を部分的に修繕していきますので費用を最小限に抑えられます。
リペアは必要最小限度の効率的な改修だと言えるでしょう。
■リペアはどんな部分に向いている?
リペアは家の中のほぼどんな場所にも適用できます。フローリングであれば家電を置いていて色が変わってしまったところ、ものを落としてへこませてしまった部分など最適です。
部屋であれば和室の古くなってしまった木の部分だけを交換したり、たたみの一部だけを交換もできます。
カビの繁殖やそれによる腐食の起きやすい水まわりにもリペアは効果的です。
また自宅でペットを飼っていて、ペットが家の中を走った時に付いた無数の傷を直したいという場合にも、リフォームで壁や床を丸ごと取り換えるのではなく、表面に傷がついている部分を修理するだけで傷を消すことができます。
なので、リペアは全体的な傷消しをしたい、あるいは家の部分的な修理をしたいという方におすすめですね。
■まとめ
リペアとリフォームはその手の加え方から一応の違いはありますが、場合によってはその修理の度合いを指すだけの場合もあります。
そのためリペアはリフォームの単なる縮小版と言えるのですが、修理箇所を絞って費用を抑えられる効率的な修繕の手法でもあるので是非家の修繕の際にはご活用ください。
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